読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

事変

未来で会えるよ

2016年を現場で振り返ってみる

 
 
こんばんは。もう大晦日ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は2016年、全力というよりパタパタと小走りで駆け抜けたようななんとも生ぬるい感覚で、息切れも落ち着かぬままこの記事を書いております。
 
さて。では今年も、現場総括をやってみたいと思います。



1月

  • テニミュ山吹公演/メルパルク大阪
  • DNA-SHARAKU/シアターBRAVA!
 
年明け早々実家から抜け出し、テニミュを見ました。
前作のルドルフ公演が本当に面白かったこともあって、第一印象はパッとしなかった公演だったのだけれど、何度も見るうちに山吹中という学校を通してめちゃくちゃ面白い解釈を得られた公演だった。とーやくん(千石清純役)のキャラクター解釈がどツボで最高だったなあ…
DNA-SHARAKUは何度も見たらまた印象が変わるんだろうけど、1度しか見ていない私には「考えるな感じろ」系の作品に思えました。登場する1793年、2016年、2045年、2116年を表現するためにいろんな音楽が使われていたんだけど、テクノポップが一般化した現代でもテクノを聴くと近未来的に感じてしまうのが個人的には面白かった。2116年にはテクノはもう古びたものになっている可能性だってあるのにね。笑 個人的に小関くんは優しいけれど女心の全く分かっていない男の役を演らせたらピカイチだなと思いました。あの掴めない感じが。
 

2月

 
初めて念願のGロッソに行ったよ!朝から夕方まで素面公演を見て、そのままTDCホールでテニミュ見るスケジュールで行きました。素面公演とっても面白かった。大人の私が見ても入り込めたし、素直に感動してしまうほどアクションがとってもカッコよかったです。挨拶では秀弥くんがこういう場で話し慣れている雰囲気が出ていてきちんとまとめつつ、絶対に夢を壊さないお兄さんでいてくれるのが素敵だなと思いました。
そしてその後、初めてテニミュの本公演の大楽を会場で見ました。ライビュはライビュで好きなんだけど、ちょっと湿度の高めの繊細な空気の中見る大楽もめちゃくちゃ良かったです。また機会があれば見たいな〜。
 

3月

 
3月に劇団四季を初めて自分でチケット取って見ました。小学校の頃に芸術鑑賞でみた以来だったから約10年ぶりの四季。コーラスラインがすごく好きな演目だったからチケットを取ったのだけどやっぱり母音法の発声に苦手意識があるから、気になって仕方なかったなあ…
チームライブは1部にキャストのトーク・2部にキャラクターでのライブという新しい構成に変わって苦手意識も少し減りました。けど原作からのファン・キャストのファンが混在しているテニミュのファン全員が納得出来る成果は出せていないんじゃないかな。まだ課題が残されているような気がします。でも2部のライブに入る時の、キャストがキャラクターに変身する映像が戦隊や魔法アニメっぽくてすごくよかった。今後チームライブの構成が変わることがあったとしても、あの方式の映像はなんかの形でテニミュの未来に残してほしい。
 

4月

 
ハイステは実質再演という形だったけれど、蓋を開けてみるとパワーアップしているところもありつつ変に拗らせたなと思う部分もありました。opに緑のレーザーが追加されたのはめちゃくちゃよかった。あれがあるだけで、生身の肉体がフィギュアみたいに見えるのが面白かったです。
GEM CLUBは昨年のCLUB SEVENがあまり肌に合わなかったのもあってどうかな〜って思ってたんだけど、全く心配いらなかった。本当にショーエンタメとして完成された面白さだった。2幕の影絵を使ったパートがどストライクで、あーわたしこの舞台と結婚したい!って久しぶりに思いました。かっこよすぎる演出を見ると、そのときはドキドキしてても後になって何だか敵わない!って思えてきてムカついてきたりするんだけど(そもそも張り合っていない)これはもう素直にひれ伏した。それくらいよかった。
FLTは、大阪の最終日だけ行ったんだけど本当に行ってよかったと思った。「辛いこともいっぱいあったけれどそんな時はファンの皆さんの顔が浮かんで…」と最後の挨拶で声を震わせながら泣き出した秀弥くんを見て、好きな人にこんなことを言ってもらえるのはもうめちゃくちゃ幸せだし、この人を好きでよかったなってもう何度も思っていることをまた噛み締めることができました。
 

5月

 
ドリライ、あまりにも最高すぎて逆に記憶がないです。ほんとに。初日のこと、あんまり覚えてないんですよね。笑 会場が暑すぎたのもあるけど客席の熱力がハンパなくて、楽しさに身を任せて踊り狂っていたら終わった感じでした…次に行けたのが大阪楽で、横浜公演に行けなかったからそれが私の大楽でもあったんだけど、かずきくんの「またね!」ですっごく救われた気持ちになった。挨拶もあってみんな泣いてて寂しいな、っていう気持ちで終わりそうなところをふと思い出したように「またね!」なんて言ってくれるから、まだ次があるんだ、ここで終わりじゃないんだ、って先を見据えることができたような気がします。あれからまたね!とかバイバイ!とかは彼の持ち芸のようになってしまったけれど、わたしはこのドリライ大阪楽の「またね!」が一番好きで忘れられません。言わずにはいられない、って感じで。
 

6月

 

奨悟くんのアルバム発売イベントに行きました。インストアライブ初めてだったんだけど雰囲気よかったな〜これはアルバムの感想とも被ってしまうのだけれど、彼自身の新境地っていう感じがしました。特にアルバム3曲目の「オセロ」は彼の世の中の捉え方と比喩のセンスが歌詞に現れているのと、アレンジのカッコよさがめちゃくちゃマッチしていてすごく好きな1曲になりました。メジャーデビューも早く決まりますように!
 

7月

  • ソラオの世界/Zeppブルーシアター六本木
 
秀弥くん初主演舞台を観に東京まで行きました。他の方が演じた以前のソラオを観たことがなかったので完全に初見で行ったんだけど、観終わったあとになんだかふわふわした気分になって不思議な舞台だな〜と思った。そもそもブルーシアターに行くのが初めてだったんだけれど、会場全面真っ黒の中にスモークが焚かれていて何を見ても形がはっきりしなくて、油断すると呑み込まれそうで少しこわかったです。その感じも劇の内容にとっても合っていたのだけれど。劇の中でソラオくんが老人になるシーンは、秀弥くんの新しい一面を見れた気がしたし、これからもずっと新鮮だと感じる部分を見せてもらいたいな、やっぱり舞台で活躍する姿を見ていたいなって思ったよ。今後どうなるか全く予想できないけれど、その状況すらわくわくしながら見ていたいな。
 

8月

 
「KAJARA」は久しぶりの小林賢太郎作品!!ノケモノノケモノ以来かな、本当に楽しみにしてた。わたしラーメンズを好きになったのが現時点での最新公演「TOWER」の直後だったからラーメンズの公演自体はDVDでしか見れていないんだよね。ずっとずっと次回公演を待ってたら7年も経ってしまってた。だからやっと、小林賢太郎片桐仁が揃っているところを見られる!と思うとそれだけで嬉しくて。小林賢太郎作品は客層が本当に面白い。男女比半々だし、お上品なおじさまおばさま、サブカルファッションに身を包んだカップル、子連れ、OL2人組、理系男子って感じの人までいろんな人がいて、そのほとんどが終演後人が溢れかえるロビーで必死にアンケートを書いているのが他ではなかなか見られない光景だなあと思う。
作品自体本当に面白くてゲラゲラ笑ったんだけど、もう2人にとってラーメンズである必要はないのかもしれない、と目の当たりにしてしまったような気がした。ラーメンズが大好きでまた2人にしか作れないコントを見たいけれど、今作り上げたそれはもうわたしの望んでいるラーメンズではなくなってしまっているのかもしれないな、と思った。ラーメンズの公演を見れなかったことはわたしの一生の後悔になるかもしれないけれど、もうどうしようもないから墓場まで持っていこうと決意することができた公演でした。
そんでやってきました氷帝公演。この夏はこのために生きたと言っても過言ではない。汗だけにとどまらず鼻血を流しながら当日券並んだりした。関東氷帝のストーリー自体がとても面白いこと、8代目の卒業公演ということもあって青学の実力がピークを振り切っていたこと、氷帝のポテンシャルの高さ、山吹がバランサーとして優秀だったこと…いろんなパズルピースがかっちりとあっていて、結果的にかなり完成度の高い公演だったと思います。でもいつもと変わらず凝り固まることなく柔軟さもあって、見るたびに受ける印象がどんどん変化していくのが本当に面白かった。去年の恋ブロで三浦くんをはじめて知ったのだけれど、1年後メルパルクのセンターで跡部景吾として舞う彼を観ることになるなんて全く想像していなかったよ。ずっとテニミュに出て欲しい気持ちもあるけど、それがバレエダンサーになりたい彼にとってプラスになるのかな、と色々と考えてしまっていたから自分から役者としての道を選んでくれたことが本当に嬉しいな。これからが本当に楽しみ!
 

 9月

 
「歌姫」でまりちゃんをテニミュぶりに観ました。2.5次元時代をときめく黒羽麻璃央の活躍に触れることなくずっときてしまっていて、やっと見ることができたのがこの2.5でもなんでもない「歌姫」だったんだけど、脚本の上にまりちゃんの考えて作り上げたものが見えたから本当に観てよかったな〜と思いました。大好きな子達が若さと引き換えにどんどん実力と色気を身につけて行くのを見るのって楽しいね。20歳前後のキラキラしたオーラももちろん素敵だけど、30代になった彼らも早く見てみたいな〜。
テニミュの大楽は事故以外、良い意味で「いつも通り」だったのでもう特別語ることはないです。あの子達と出会えて本当によかったな。お別れはさみしかったけれどかずきくんが言っていた通り、ちゃんと未来で会えているよ。
 

10月

  • 恋するブロードウェイ
 
楽日に行きました。最高に楽しかった。私は矢田ちゃんにずっとRENTにエンジェル役で出て欲しいと思っていたので、矢田ちゃんがI'll cover youを歌ってくれたのが本当に嬉しかった。歌唱力はもともと尋常じゃなかったけど何より表現力がめちゃめちゃ増してて、今まで矢田ちゃんが出演してきた作品でどれだけ真剣に役に向き合ってきたかよく分かったし、彼のきちんとしたお芝居を見たくなりました。そんで次の恋ブロでは是非Today 4 Uを歌ってくれ!笑
三浦くんは去年の恋ブロではまわりの人を見上げてはにかんでいた印象が強かったのに、もうメンバーの中で2番目くらいに身長が高くなってしまっていたことにびっくりしました。喋ったり歌ったりしている姿もとっても可愛いけれど、彼が舞台上にいると「とりあえず踊っている姿を見せてくれ」って思ってしまうんだよね。そう思わせられる実力が凄いなと思う。大楽の日替わりで三浦くんがmy favorite thingsに乗せて有名な2.5次元ミュージカルに出ている俳優をあげていく場面があったのだけど、そこで彼は最後に「もう少ししたら…俺?」って発言していて、この子は本当に役者として生きていくつもりなんだろうなという覚悟を感じました。
 

11月

 
ハイステが最高すぎた!!!!漫画に出てくる台詞が降ってくるようなプロジェクションマッピングが追加されていたんだけど、それが読んでいるだけで詩的な言葉をじゃぶじゃぶ浴びせられる「ハイキュー!!」という漫画にめちゃくちゃ合ってる。「ハイキュー!!」には敗者の美学が一切手を抜かれることなく描かれていて、それが魅力だと思っている読者も多いと思うのだけれど、そこをハイステでもきちんと余すことなく出してくれて本当に嬉しかった。座長の須賀くんのおかげで常波と池尻くんが登場することになったらしいので彼には感謝しかないです。その結果試合数も多くなってしまったから駆け足にならないか不安だったんだけど、テーマを一貫して「烏野復活」に置いていたから綺麗にまとまっていたなあと思います。次回公演もほんと楽しみ。
 

12月

 
「Take me out!」好みの作品でした。だけどかなり難しくて、捉え方もひとりひとり違うだろうし、答えを作らず問題提起の部分で留めている作品なのかなって思った。章平さんをテニミュぶりに見たんだけど、わたしの知っている章平さんとは全く違う人のように見えました。こんな風に演じられる人なんだなって新たに知ることができたし、本当に芝居が好きなんだろうな〜って。秀弥くんはまあなかなか差別的な扱いをするような人の役だったんだけれど、自分の信念を曲げないところはめっちゃ秀弥くんに似てるなと思った。キャストクレジットはどういう意図であの順番になっているんだろう…
クリスマスイブの夜には「RENT」の来日公演を見ました。RENT自体が24日夜9時に始まる物語なんだよね。そんな日に合わせてチケット取る人なんて本気のRENTHeadしかいなくて、会場の雰囲気も日本じゃないみたいだった。RENTは一貫したテーマがある作品というよりはいろんな問題が複雑に絡まり合って抜け出せない登場人物たちの群像劇だから、何かが少し変わるだけで全体への影響が大きく出る作品だと思っているんだけど、ここまで新しい発見ができたのは初めてだったかも知れない。エンジェルの可愛さの根幹みたいなものを見つけられたのも大きかった。一生忘れられない経験になったと思います。
そして六角公演。一度見たばかりでまだあまりきちんと言及出来る感じではないんだけれど、新青学もきっと好きになっていけるんだろうね。これからが楽しみ。
 
 

まとめ

去年までは自分の好きなものに対してのスタンスなんてうまく言葉にできなかったし、なんというか遠くバラバラに置かれたいろんなものを自分から掴みに行くような感覚で楽しんでいたような気がするんだけど、今年の秋あたりから意識的に、舞台に限らず自分が好きなものは自分の中で明確に価値を見出して大事に並べておくようにしました。それがいいのか悪いのかはまだわからないけれど、自分を構成しているものが何かちゃんと分かるようになったし、言葉にもしやすくなった気がする。すでに好きなものを深めていくことと視野を広げて新しいものを受け入れるだけの余裕を作るバランスってかなり難しい気がするけれど、絶対どちらの目線も捨てることなく持って生きていたいな。
 
今年もお世話になりました!来年もよろしくお願いいたします。
ではよいお年を!
 

7年前、渋谷無限大ホールに見ていた夢のお話

 

  私がまだ中学生だったとき、世は空前のお笑いブームだったと思う。

 TVをつければ毎日のように若い芸人たちがネタを披露しているのが普通だった。M-1グランプリがあった翌日は当然のようにあちこちその話題で持ちきりになっていたし、漫才の頂点だけでなくコントでも1位を決めようとキングオブコントが始まったのもその頃だった。

 面白いネタはすごい勢いで広まって、知らぬ間に消えていった。その構図は今でも変わらないけれど量が今よりも圧倒的に多く回転も早かったと思う。良いとか悪いとかじゃなくて、事実としてそういう時代だった。名もない芸人が赤いベルトコンベアーのようなものに乗って1分間のショートネタをただ次々と披露していく番組は、そんな笑いの大量生産大量消費を繰り返す世の中を体現していたような気もする。


 
 彼らを知ったのは、私がそんなお笑いの旋風が巻き起こる時代に飲み込まれていた時だった。

 当時渋谷無限大ホールでは、面白さによってランク付けされた若手芸人たちがより上のランクを目指してネタの面白さを競う「AGEAGELIVE」、そしてそのAGEAGELIVEで最上位のランクになった芸人が自分たちのやりたいことを企画できる*1シチサンLIVE」が行われていて、当時中学生だった私は部活や塾の合間を縫ってそのライブの生配信を食い入るように見ていた。

 その頃の無限大ホールにはお笑いの面白さだけでなく、なんだか大学生の創作活動を見ているような面白さがあったように思う。出演者はまだ日の目を見ていない芸人ばかりで、売れたい売れたいと嘆きながらもいつも何かを得よう生み出そうとしていて、ステージの上だけでなく日々生きている中で起きる面白いことを一滴も溢さないように面白がって話しているのを見るのは本当に楽しかった。

  MCの芸人が好きなことを企画できるシチサンLIVEでは、ただ少女漫画のような妄想をするだけのコーナーをしてみたり、即興で歌を作ったり、お題と役だけを決めて30分のエチュードをしてみたり、お酒弱い人だけで飲み会をしてベロベロの状態でゲームをしたり、ひたすら歌って踊って寝て泣いて…みたいなことが毎日のように繰り返されていた。彼らのトークは無限大ホールに出入りしている芸人をよく知っていないとわからないような話ばかりだったし、ある意味内輪で楽しんでいるようなものだったのかもしれないけれど、見ている側からも感じ取れる心地よい一体感がそこにはあった。

 

 吉本では年齢に関係なく入所順で上下関係が決まる。といってもほとんどが養成所であるNSCからの入所だから、NSCの何期生なのか、というのが芸歴の判断基準になる。ハリセンボンを筆頭とする「東京NSC9期生」は他の代に比べると人数が多かったのだけれど、その影響もあってか、真っ先に売れたハリセンボンと「爆笑レッドシアター」という番組で人気を博したしずるを『表9期』、その他AGEAGELIVEで下積みをしている9期生を『裏9期』と呼ぶ風潮があった。お笑いコンビ「ライス」もその裏9期のうちの一組だった。

 

 東京NSC9期生の「ライス」というコンビは、全く華のない2人によって構成されている。2人が並んでいる姿は華もなければ迫力もないし地味だけど、シュールなネタと2人のキャラクターとトーク力、そして圧倒的な企画力からAGEAGELIVEにでている芸人の中では結構人気があったと思う。

 彼らは「しずる」とNSC時代から同じクラスで仲が良く、お互いシュールなネタをすることもあってライバルのような関係で、一緒にLIVEをすることもあったしよく遊んだときの話もしていた。そんな同期のしずるが売れたとき、ライスは当時彼らを羨みながら「売れたい」という言葉を何度も口にしていた。

 私はそんなライスがすごく好きだった。7年前彼らのシチサンLIVEで、9期生が集まって1年目の頃の会話を再現したり、1年目の頃のネタを当時の相方と披露するという、ただ9期生が楽しそうにしているだけな企画があった。しかしハリセンボンもしずるも仕事が忙しく、当然のように「裏9期」だけの企画。9期生が集まると必ず面白いことが起こっていたから、ファンの中では「いつかライブの企画だけじゃなくてアメトーークで東京NSC9期芸人やってほしい」というのは割と当たり前にある感情だったと思うけれど、それは彼らが売れなければ実現しないことだった。

 

 いつか、いつか、と思い続けているうちに7年という時間が経ってしまった。7年の間にAGEAGELIVEとシチサンLIVEは終了し、私も高校に進学して何倍も忙しくなって、気づけばお笑いのブームもすっかり終わってしまっていた。そんなブームの収束とともに私はお笑いから離れてしまった。嫌いになったわけではなかったから、当時大好きだった芸人たちがどんどんTVに出て売れる姿を見られるようになった一方で、同じように大好きだったコンビやトリオが解散したという情報を何週間も何ヶ月も遅れて知るたびに、どうしようもなく胸が痛んで「もう好きだった時代は戻ってこないんだろうな」「あの頃に戻りたいな」と寂しくなった。

 

 そんな複雑な気持ちを抱えていた2016年秋。今年のキングオブコント。ライスとしずるが決勝に進出するという情報が舞い込んできた。

 

 

 

 ここ数年でエリートヤンキーとエレベーターマンションとジューシーズという9期生のコンビとトリオが解散した。誰が解散してもそう言われがちではあるけれど絶対に解散しないと思っていた人たちがいなくなっていく、そんな状況でのこの朗報は、NSC時代から13年間変わらず頑張り続けているライスが見せてくれた希望だと思った。しかも彼らの長年のライバルであるしずるも一緒だなんて、こんなことがお笑いブームも過ぎ去ってしばらく経つ2016年に起こるのか、と考えるだけで涙が出そうになった。

 

 

 決勝のファーストステージはトップバッターがしずる、ラストがライスの発表順だった。

 こわばった顔の芸人たちが、次々と自分たちの渾身のネタを発表してゆく。私は面白いのか面白くないのか判断がつかなくなるくらい緊張していて、ただ必死に気持ちを落ち着かせてライスに順番が回って来るのを待つしかなかった。

 そして彼らがネタを披露する時がやってきた。そのときしずるは暫定5位。ファイナルステージに進めるのは上位5位まで。そう、しずるかライスどちらか一方しか勝ち上がれないという展開になっていたのだった。

 

 

 

 結果ライスは1位タイでしずるを蹴落としてファーストステージを通過し、ファイナルステージで優勝を決めた。

 ライスがしずるを下剋上し、優勝までしてしまった。あの『裏9期』のライスが、『表9期』のしずるに勝ったのだ。もちろんこういう勝負事は発表順や運やいろんなことが混じって結果につながるのだけれど、それでもライスが優勝したという事実がちゃんとあった。抑えきれない興奮に、私は何かが少しずつ良い方向に変わっている気配を感じ取った。

 

 

 気づけば同期の菅良太郎がいるパンサーが売れていた。代は違うけれどピースや平成ノブシコブシジャングルポケットがテレビに出るようになって、いろんなコンビやトリオがAGEAGELIVEから輩出されていった。彼らは若手芸人の中では華がある人たちでもちろん面白かったけれど、M-1グランプリキングオブコントTHE MANZAIで賞を勝ち取ったわけではなかった。

 だけど昨年のトレンディエンジェルM-1グランプリ優勝、そして今年のライスのキングオブコント優勝で流れが変わってきたように思う。賞を取れば、面白いという事実がきちんと歴史に刻まれて残る。この2組の優勝は間違いなく当時無限大ホールで一緒に無茶なことをやっていた芸人たちにとって意味のあるものになっているに違いない。一歩一歩、あの頃夢見ていた未来に近づいている予感がした。

 

 

 

 

 

 こんなにいろんな人にいろんな感情を抱かせるのはやっぱり華がなくて地味なライスだからであって、13年間周りが解散したり辞めたりする中まっすぐに頑張ってきたライスだからなんだろな。そう思わせるライスはすごいよ。

 

 今夜「アメトーーク」でハリセンボン同期芸人、つまり「9期芸人」が放送される予定になっている。確実にあの頃夢として語られていたことに、現実が近づいている。そしてなんとジューシーズを解散した後、裏方の仕事をするようになった同じく9期生の松橋周太呂が放送作家として携わっているらしい。

 

 

 7年という時間は本当に長くていろんなことがあったけれど、ずっとずっと未来に今想像もできないような楽しいことが待っているかもしれない。9期生を通してそんな風に考えられるなんてもうめちゃくちゃ幸せだ。そして、まだ日の目を浴びていない、当時大好きだった人たちが明るい未来を見せてくれる日を私は待っていたい。

 「あの頃に戻りたい」って思うこともあるけれど、大事な思い出は全部宝箱にしまっていつでも取り出せるようにしておけば、いつか必ず幸せになれるって思いたい。

 

 当時の無限大ホールの思い出だけじゃなくて、今大切なものもきっとそうだって信じている。

 

 

*1:途中、MCは隔週のレギュラー制になった

青学8代目に寄せて

 

 氷帝公演大千秋楽、そして青学8代目卒業おめでとうございます。

いろいろとあったけれど、何とか最後を迎えられて良かった。そんなホッとした気持ちと少し寂しい気持ちの中に8代目に対しての感謝がぎゅっと詰まっている、不思議な気分です。本当に彼らには色々な感情にさせられたんだけど、そんなこと思ってたなあって未来の私が笑えるように、ちゃんと書き留めておこうと思う。

 

 過去のブログの記事でも書いているんだけど、私は7代目がすごく好きでした。というか今でも変わらず好きだし、これからもずっとずっと好きだと思います。そこにはとても大好きな人がいて、大切な思い出があって、忘れたくないものが数え切れないくらいたくさんありました。そんな7代目が卒業して現れたのが「青学8代目」で。正直、最初はあまり真正面から向き合えていなかったなーと思います。ごめんね。新しい子達が現れることによって、覚えておきたい景色が上書きされてしまうのが怖くて。気持ちの整理をつけるのに不動峰公演の期間丸々使うくらいの時間がかかってしまいました。しかも私はテニスの王子様の原作に思い入れがあるとかではなく元はミュージカルが好きでテニミュを見るようになった人間で、評価する上で音楽的な部分がかなり大事だったから8代目の歌を最初に聞いたときは「ちょっとダメかもしれないな…」と思っちゃって。今だから言える話だけど。笑 だけどこういう風にしたいんだろうな、こういうことを目標にして作り上げていっているんだろうなっていうことがびしびしと伝わってきたのも事実で。そのときに私もニューウェーブに乗って、みんなの目指すものが具現化した未来を見たいなあと思った。だから私は少しつらくても後悔しないように最後まで見届けようと覚悟を決めて、昨日の大千秋楽まで見続けてきました。

 会えてよかったと思う。最初から最後までリアルタイムで応援することができたのは8代目が初めてで、2年前大好きな人たちが卒業して「テニミュを見続けることはできないかもしれない」って一瞬でも思った私に、これからもテニミュを見続けることを決断させてくれたのはあなたたちでした。昨日の氷帝公演大千秋楽、「ALL FOR TENNIS」と歌うみんなが美しくて、ここまでついて来て良かったと本気で思った。不安な気持ちでニューウェーブに乗ってたどり着いた先に最高なものを見ることができました。みんなと一緒じゃなきゃ見られない景色だった。本当に本当にありがとうございました。

 

そして財木琢磨くんへ。

 本当は一人一人に書きたいんだけど永遠に終わらなくなってしまうから、どうしても書きたい財木くんについてだけ。財木琢磨くん、本当にありがとう。ずっとこの2年間、財木くんの演じる手塚を「ひでやの次の手塚」という偏見を持って見たくはなかったから目の前にいる手塚部長だけと向き合おうと自分なりにすごい頑張ったつもりです。笑 昨日の氷帝公演大千秋楽のS1の試合、事故があったからそれと関連して捉えられちゃうかもしれないけれどそれだけじゃなくて、手塚部長が負けるのが辛いって、負けたところを見たくないって今回の公演で初めて思いました。もう何度も見ている展開なのに気づけば「手塚部長負けないで」って心の中で叫んでいて、その途端2年前の夏に感じた、喉のあたりが詰まるような苦しい感覚がぶわっと押し寄せてきていました。

 怪我をする財木くんの手塚部長に、ひでやが演じていたファントムを打ち続ける手塚を重ねたりなんてしなかった、ただ自分がまた同じ気持ちを持って応援しているという事実にびっくりしながら、「ああ、財木くんがひでやの後に手塚部長を演じてくれて本当に良かったな。」とはじめてそのとき、心から思っていました。最初財木くんは特別何かに秀でていたわけではなかったし、ブログとTwitterを見ている限りすごい変な子だったから困惑したけれど、そのお茶目な裏側には誰にも見せていないものがあるんだと実感させられっぱなしの2年間で。どんどん上手くなる歌に、どんどん増す存在感に圧倒されていたらあっという間にさよならのときが来てしまったような気がします。ひでやから引き継いだ手塚国光を、きちんと次の世代に渡してくれてありがとう。最初財木くんは自分のことを「手塚とは性格が真反対」って言っていたけれど、真面目で努力家で少し頑固でかっこいい財木くんは手塚国光によく似ていたと思うよ。

 

 みんなが見せてくれた景色が上書きされることなんてないって私は2年間で身を持って知ることができました。私は次のニューウェーブに乗って別の場所へ行くことを選ぶけれど、今後どこかでお目にかかる機会があればそのときはまた別の景色を見せて欲しいな。

 そのときまでばいばい。

 

彼が「ヒーロー」を卒業する日

 

 多和田秀弥くんが追加戦士として手裏剣戦隊ニンニンジャーに出演すると発表された日から1年と少し経った今日4月24日、ニンニンジャーのファイナルライブツアーが彼の地元大阪で大千秋楽を迎えた。まだVシネやらもろもろ残っているけれど、今日でニンニンジャーとしての活動はひとまずおしまいです。

 この1年間、彼を見るために数は多くないけれどいくつか戦隊の現場に行った。戦隊の現場に行くということが私にとっては人生で初めての出来事で、周りにちびっ子と保護者の方ばかり…という状況に最初は困惑したけれど、今ではそれすらも楽しみのひとつになった。ちびっ子のために戦うヒーローは大人の私から見てもとってもかっこいいのだ。それをきちんと自分の目で見て知ることができるということだけで行って良かったなあと思えるくらい戦隊の現場は面白かった。

 ニンニンジャーとしての秀弥くんを追いかけていると、今まで知らなかった一面やこの1年での変化に気づかされる。テニミュでは周りのキャストもほぼ同年代で本当の部活のように過ごしてきた。その後彼の出演した新幕末純情伝では周りが年上ばかりで、芸歴も短く若い彼は完全に末っ子ポジションだった。それがニンニンジャーでは最年長且つ他メンバーより少しだけ役者として舞台に立つ経験が豊富だったからか、それともちびっ子たちのヒーローとして舞台に立っている自覚からか、頼もしいお兄さんのポジションでいることが多かったような気がする。レッドとしてセンターに立っている西川くんを立てることを考えてかあまり出しゃばることはなかったけれど、それでもさりげなくサポートに入る姿を見かけ「しっかりしてるなあ」と思うことも幾度かあった。そのほかにも、今まで彼の出演する舞台の会場でよく耳にしていた「たわちゃんが〜」「多和田くんが〜」という彼の名前を聞くことがこの1年で格段に少なくなった。それは彼のファンが減ったわけでもなんでもなくて、代わりに「キンちゃんが〜」「スターニンジャーが〜」という名前で呼ばれることが増えたのだ。小さな変化だけれど、そういうことに新鮮さを感じながら1年間彼の姿を見続けてきた。ヒーローとして相応しい変化だと思った。

 しかし共演者が変わろうと客層が変わろうと、彼の役者としての本質は変わらなかった。彼はまっすぐ、目の前のことを見つめているだけだった。ダンスが大好きで少しでも踊れるタイミングがあると嬉しそうに体を動かしているところ、客席からの声援に嬉しそうに目を細めて笑う姿や気が緩んだ時に少し猫背になるところ、気が張っている時には出ない関西弁が仲間と喋る時には少し出てしまうようなそんな些細なことまで、昔から何ひとつ変わっていないのだ。そして私はそれを「変わらないなあ」と思いながらステージを見つめるのが好きだった。FLTの最後の挨拶で秀弥くんは「辛い時はファンの皆さんの顔が思い浮かんで…」と声を震わせて泣いていた。そんな彼の姿に、今日も「変わらないなあ」と思った。これ以上ファンとして幸せなことはない、と私はその感情をかみしめて泣いた。

 

 約2年半前の11月、私は彼に青いペンライトを向けていた。そんな私が今日、彼のためにオレンジのペンライトを持って客席に座った。

 以前、チームの部長として彼は「会いに行く価値のある青学になる」という目標を掲げていた。そんな彼は今、「会いに行く価値のある俳優」になってくれた。

 変化はあれど、本質はいつまでも変わらない。

 

 優しくていろんな人の気持ちを考えながら生きている秀弥くんを見ると「私も人に優しくしよう」と改めて自分の生き方について考えさせられるのだけれど、そういう存在こそがヒーローなんだと今日私は彼の姿を見て確信したのだった。

 今日も彼は変わらずヒーローだった。そして明日も変わらずヒーローだと思う。FLTが千秋楽を迎えても、ニンニンジャーのお仕事が終わっても、彼がヒーローを卒業する日が来ることはないだろう。

 

 多和田秀弥くん含め手裏剣戦隊ニンニンジャーに携わった皆様、約1年半本当にお疲れ様でした。また笑顔の6人に会える日を楽しみにしています。その日までさようなら。

 

 

観劇グッズを見直してみた

 

 こんにちは。あけましておめでとうございます。といってももう19日なんですね。あっという間です。さてさて、突然ですが今日は私が最近買った現場に持っていく必需品を勝手に紹介したいと思います。というのも現場によってまちまちなんですが、場所によってはチケットの出し入れを結構頻繁にしなければならなかったり、生写真諸々の管理が結構めんどくさいなあと以前から思っていて。例えばテニミュだとチケットもぎってもらったあと一回そのチケットをしまっても、TSCの特典をもらうためだったり着席の時に番号を確認したり座席当選を見に行くためだったりで一度しまったチケットをまた出すっていう作業が結構多いですよね。効率よくこなせばスマートにできるのかもしれないけれど、チケット以外にも購入した生写真は折れ曲らないように綺麗にしまわないといけないし、TSCの特典をもらう時のハガキとカードと身分証明書の準備に手間取って手がいっぱいいっぱいになってカバンが肩からずり落ちて悲惨なことに…。これは考え直さないといけないなーと思ってはいたもののなかなか手をつけていなかったんですが、ついに色々と一新してみました。それが「あれ…?これ結構いいんじゃね?」って思ったのと、他の人はどんな風にしてチケット諸々を管理してるのか、こっちの方がもっと便利だよーとかいうことを教えてもらえたらいいなーと思って、図々しく記事を書くに至りました。

 

  • 今までのチケットケース

 f:id:kira-meki:20160119135500j:plain

 過去に二つ使ってました。右のマリメッコが初代、左の黒いシリコンのがま口が二代目です。二つに共通している難点なんですが、ファミマのチケットが入らないんですよね。笑 いつももぎり線で折って入れてたんですがどう考えても不便すぎます。右のマリメッコの方はTSCのハガキもカードも生写真も全部入って持ち運びやすかったんだけど、中が仕切られてなくてぐちゃぐちゃになりがちで、対して左のがま口は仕切りがあって整頓しやすいけれどハガキやもらったポストカードがちょっと飛び出るというなんともいえない感じ…分厚いし。でもマリメッコの方も確か不動峰公演のときにもらった横長のポストカードは入らなかった。何も考えてないとこういうことになります。

 

  • 新しいマルチケース

f:id:kira-meki:20160119140511j:plain   

 今回はもうチケットケースという概念を捨てて、マルチケースに全てを入れるという考えにしてみました。概念どころか、私は今まで何も考えていなかったからこうなったので、今回はちゃんとお店で30分くらい悩みました。笑 DeHINCというところのやつらしく、INOBUNで2000円くらいで購入。外は青みが買ったグレーでシンプルカワイイ。大体B5ノートと同じサイズです。

 

f:id:kira-meki:20160119141357j:plain 

 中はオレンジ。どうでもいいけど外黒地に中オレンジって北欧の文房具ブランドっぽくて好きです。マルチケースっていうだけあってポッケがいっぱい付いてます。

 

  • 左側

f:id:kira-meki:20160119143325j:plain 

 いろいろ入れてみたの図・左側編。山吹大阪公演が終わり、チケットがすっからかんですが気にしないでください。笑 左側のポケットにファミマのチケットをいれてみましたが、飛び出ずいい感じに収まっています。ポッケのサイズがおっきいから入れやすいし多分枚数結構入ると思う。ちょっと引き出せば日付と座席確認できるのがわかりやすくていいね。そしてメッシュになっている大きいポケット。これがちょうどTSCのハガキとカードを入れるのにぴったしで出し入れもしやすくて優秀です。もぎってもらったあとの半券をいれておくと、座席番号の確認もしやすくていいかもね。

 

f:id:kira-meki:20160119144325j:plain 

 私は普段お芝居を見た後、文字や図にして脳内を整理していくタイプなのでノートが必需品です。これはモレスキンのハードカバーの方眼ノート。ケース自体が柔らかいのでハードタイプのノートを入れることで全体を曲がりにくくしています。アピカの紳士のノートからもハードカバーが出てるらしく使ってみたいなあとは思っていたんだけど見当たらなくて、とりあえず普段から愛用しているモレスキンにしました。書きやすくて頑丈で好きです。チケットを譲渡するときの受け渡し方法や詳細を書き留めておくのに使ったりもできますね。

 

f:id:kira-meki:20160119143245j:plain 

 ファスナーが付いているポッケには、もらってから出し入れする機会の少ないポストカードをとりあえず入れてみました。見えるようにわざと出しているよ。ここに入れておけばまあ汚れないし安心かなと思います。

 

  • 右側

f:id:kira-meki:20160119143404j:plain 

 続いて右側。透明になってるところのポッケは生写真がぴったり入るサイズ。なのでとりあえず裕太くんを入れてみました。この写真では分かりにくいけれど、生写真が入ってるフィルムの袋も綺麗にそのまんま入ります。何種類か買っても十分入るゆとりがあるし、何を買ったかもすぐ確認できるところがお気に入りです。上のポケットには過去公演のチケットの半券を入れてます。私はメモとは別にロフトのワナドゥ手帳(観劇)をつけていてそこに半券も貼ってるのですが全く追いついてなくて、みるみるここが溜まっていっています。笑 そしてありがたいのがボールペンホルダーが付いているところ!まあノート入れられるんだから当然だろって感じなんですが、アンケート書いたりもするので結構ボールペンが必要になることってあるんですよね。わざわざペンケースから出す必要がこれでなくなります。ジェットストリームの書き味が好きで、興奮して気持ちに書くスピードが追いつかないくらいひたすら書き殴ってるときでも疲れないので愛用しています。

 

  • 全体

f:id:kira-meki:20160119151639j:plain 

 最後に全体図。こんだけ収納があったら会場での細かいストレスも減るのでは…と今から使うのが楽しみです。さっきちょっと入れてみたらチケット入れているところに座席当選写真の封筒がぴったり入りました。でも滅多に当たるもんじゃないからTSC特典のポストカードと一緒にファスナーのところに入れておくのもいいかなあと思います。DVD・BDの予約控えとかよく行く劇場の座席表を印刷して入れておいても便利でいいかもしれないね。あとはこれを首から下げられたら楽だなーと思うのですがストラップを付けられるところがないのでそこだけもうちょっと考えたいです。

 

  • 最後に

 いかがでしたでしょうか?これでもうマルチケースとオペラグラスと交通費さえあればすぐ劇場に飛んでいけるね。忘れ物することもなくなるんじゃないかな〜。便利かも!って嬉しくなって勝手にどんどん紹介していきましたが、こんなのもうやっているよ〜っていう方も多分たくさんいらっしゃるんじゃないかな…観劇するときのストレスはできるだけ無くしたいなあと思っているので試行錯誤しながらベストスタイルを探そうと思います。そして冒頭でも言ったのですが、皆さんのオススメのチケット等管理方法もよろしければ教えてくださいね。

 

2015年を現場で振り返ってみる

 

 12月が師走という名の通り本当にあっという間に終わりを迎えようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。2015年、思えば私のオタク生活にもいろんなことがあったのだけれど、今年は1年を通してすごく楽しかったんですね。もちろん今までが楽しくなかったという意味ではなく、なんだか私ってこういうものが好きなんだなあとか、こういうことに傷つくんだといことに気付くことがとても多くて。もちろん学生生活だったりバイトだったりが今年は安定していたということもあっての楽しさだったんですけど、何より現場を通して私が得られたものが多い1年だった気がするんです。だから、この1年間を自分が足を運んだ現場で振り返ってみようと思います。

 

1月

 1月は学校がとても忙しかったこともあって新幕末だけです。これは、多和田秀弥くんのテニミュ後初めてのお仕事だったので絶対に外してはいけないと思って、合間を縫って東京まで足を運びました。どうしても日程が1日しか合わなくて楽日のマチソワを観劇。個人的な感想としてはつか作品ということもあって演劇としての本質はすごく高く感じられたのですが、演出、中でも音響が全然好きじゃなくて感動するシーンでも音で一気に冷めてしまうことが多くて残念でした。でも役者さんの熱はすごくて、終わる頃にはテニミュ1stで白石役だった春川恭亮くんの演技に完全に魅了されていました。多分そういう人多かったんじゃないかな!秀弥くんの、手塚とは全く違う役を作り上げていくことに葛藤している姿は苦しそうで見ていて辛かったのだけれど、そんな彼を見ることができたのも良い思い出になりました。まっすぐですごくかっこよかったんだよ!

 

2月

 この時期はもう春休みだったのになぜかテニミュだけでした。笑 やっぱり私はテニミュが好きなので、3rdシーズンの初日に立ち会うことができたのがすごく嬉しかったです。ただTDCホールには私が想像していたよりも全国立海公演の思い出が強く残っていたようで、水道橋に降りた瞬間からぐっと胸が苦しくなって場所と思い出の連結ってそう簡単に切れないものなんだと実感させられました。こんな記念すべき日になんとセンターブロックの2列目で観劇することができたんだけど、緊張でキャストの目線が定まっていないことが個人的には一番インパクトありました。今はあんなに堂々とステージに立っているのにそんなこともあったんだねー!笑 演出というかもう脚本に対して物申すことは結構あったんだけど、この公演を観ることができたのは自分にとってやっぱり価値のあるものだったかなあと思っています。アンコールの客降りであんなに歓声の起こらないテニミュは初めてだったからびっくりしたし会場のちょっとピリッとした感じにもソワソワしたけれど、今振り返れば苦いところも含めて私にとっては良い思い出です。

 

3月

 3月もこれだけです。笑 序盤は結構スローペースだね。会場に着くとまあいつもの通りDVDが流れていたんだけど、「思い出せ、越前」になるとみんなしんと静まって画面を見つめていたのがすごく印象に残っています。ここで得られた情報は私にとってはずっと大切にしたいものばかりで、例えばドリライ2013が終わった後の打ち上げで桑野くんと白洲くんが上島先生に直談判したことから全国氷帝公演の「誰にも見えない糸」が生まれた話だったり、秀弥くんが青学の部長として頑張ってきたことを小越さんの口から聞くことができたり。

 

なにより、この話を聞けたのが個人的には嬉しかった。テニミュにおける主役校という概念が私は好きなんだけど、彼らがそれを大事にしてくれていて次の世代にもしっかり伝えようとしてくれていることが分かったのでこの人たちを好きでよかったなーなんて改めて思ったのでした。

 

4月

 学校が始まってからの方がなぜか多い現場数。なんでなんだ。複数回行ってるものもあるので個人的には結構多い方です。4月は控えめに言ってもめっちゃ楽しかった。現場が続いていると体が劇場やライブハウスに馴染んでくるから一つ一つが素直に体内に取り込まれていくのが自分でも分かるくらいで、濃厚な1ヶ月だったなあと思います。特に秀弥くんのイベントが本当に幸せでこれなしで4月は語れない!っていうくらいのものだったのですが、これは別に記事を書いているので今回は割愛します。全部について長々と言及していると大変なことになるのであまり触れられないのですが、年末のハンサムライブでアミューズに復帰することを発表した奨悟くんにこの月ようやく会えたのはおっきかったです。以前のようにライブ後に本人から直接CDを買ったりお喋りしたり口座にお金を振り込んだり(語弊のある言い方)はもうできなくなってしまったけれど、代わりに未来を後押ししてくれる絶対的な存在がいる。それがどれだけ凄いことなのか、このライブでちゃんと実感できた気がしました。

 

5月

 テニミュ卒業後の小越さんや矢田ちゃんのお仕事をようやく見に行くことができた5月。サイペはわかるようなわからないような…いや、わからん!って感じの舞台だった。私の理解能力が足りていないのもあると思うんだけど、1回じゃ理解できない難しい舞台なのか元から考えることを要求していない舞台なのか、それすらもイマイチわからなかったです。ただもう桜田通くんがもうめちゃくちゃかっこよくて、ずるかった!なんだかNANAの蓮を彷彿させるような役でした。恋ブロは東京まで遠征したのだけれど大満足!矢田ちゃんの42nd streetが思いの外良すぎて!ジャズっぽい曲が思いの外似合うんだな、矢田ちゃん。いつかもっと力をつけてRENTにエンジェル役で出てほしいです。

 

6月

 今年一番苦しんだのはここかなー。テニミュの新境地だから仕方ないと思います。たぶん合う人合わない人二分化されるし、私も7代目の時代だったらどう思っていたかわからないからなんとも言えないんだけど、めちゃめちゃ楽しかったと言えるものではなかったです。構成自体、私がテニプリの二次創作に慣れ親しんでいないからか結構入り込むのが難しくて、すごく客観視してしまったんですね。そしてドリライほど大規模でステージと距離が離れているわけではないからキャーキャー騒ぎきれなくて。なにより、京都劇場の音響がテニミュに合わない気がしました。すごく耳が痛くなったんです。グルステの時には全然思わなかったからホール自体の音響が悪いわけではないと思うんだけれど…けれどどんなアドリブを振られても素に戻ることなくキャラクターとして存在しなければならない状況だったチムライは、キャストにとってはすごく成長する糧になったんじゃないかなあ。次公演でスキルが上がっているのが目に見えてわかったので、私に合わなかっただけで無駄な催しではなかったと思っています。

 

7月

 この月はやっぱりMUSE Smoothieが印象に残っています。なんてったって奨悟くんがアミューズに復帰して初めての大阪対バン!他のアーティストさんも結構豪華で、事務所の力を感じました。ハニエルさん初めて見れたのが嬉しかったです!かっこよかった!告知が相変わらずギリギリで、この日奨悟くんお目当てのお客さんはとっても少なかったんだけど、この日は久々のアコースティックライブで一つ一つの音をしっかり受け止めることが出来て、時を駆けてのキーボード弾き語りも聞けたので大満足でした。トークで恋愛の話になった時に「告白しても振られてばっかり」みたいなことを言っていて、そういう経験も歌を作る原動力の一つなんだろうなあと思うとすごくときめいたよ。好きな人の恋愛観みたいなものを聞くのがとっても大好きです。

 

8月

 ニチアサについて詳しいわけではないので映画の出来とかに関しては何も言及できないのですが、ニンニンよりドライブの映画がめちゃめちゃ面白かった!私はドライブどころか仮面ライダーをまともに見たことがなくて小さい頃から戦隊シリーズ派だったのですが、仮面ライダーって面白いんだろうなあと思わざるを得ないくらいハラハラドキドキの面白さでした。主演の竹内くんの演技が好きで、どこかでお目にかかりたいなあと思っております。舞台挨拶の秀弥くんは相変わらずキラキラしていました。ちびっ子にスターニンジャーって呼ばれて愛されている姿をこの日初めてちゃんと見ることができたので、行ってよかったなあと思います。不動峰のチムライは本当にただ「橘さんを好きになる会」でした。橘さん大好きな峰っ子かわいいね。客降りで近くに橘さんが来たのですが、ちょうどステージからのライティングで後光が差しているように見えてすごく尊かったです。そして何より、峰っ子は歌もダンスも出来る子達なので純粋にライブとしてのクオリティが高くて楽しめました。それでもやっぱりチムライは難しいなと思うのだけれど青学の時より苦手意識はだいぶ減ったような気がします。

 

 9月

 なんと現場なし!笑 どうやって生きていたんだろうと思ってログを見ていたら飢えていた。

 

10月

 見たいものが10月に詰め込まれていて、バタバタしながらもいろんなところに足を運びました。中でもルド公演は私の中で2015年を代表するくらいインパクトが大きい作品で、DVDも含め今まで見たテニミュの作品で一番面白いと思ったくらい名作。作品が純粋に面白くて見ることのできるうちに見れるだけ見とこうと思えたものは久しぶりで、とっても楽しい公演期間でした。チケット必死に増やしたからね。笑  そしてこの月には待ち望んだRENTもあり。ずっとずっと大好きなミュージカルで、今回人気キャストの起用によって全然チケットが取れなくて結局見ることができたのも2回だけでそのうち一回は立ち見。けれどこの作品がたくさんの人の目に触れているのはやっぱり嬉しいなと思いました。本当はクリスマスシーズンにやって欲しかったけど。

 

11月

 11月は私生活がこの1年で一番忙しかったんだけれどこの二つだけはどうしても諦めたくなくて行きました。笑 秀弥くんのイベントは接触イベなので詳細を書くとただの自慢話みたいになっちゃうんだけど本当にファンを大事に思っている、そして細かいところまで気がつく素敵な人だなあと改めて思いました。

 

ハイキューはちょうど忙しさに区切りのつく日の翌日が楽日だったこともありなんだかんだマチソワ観劇しました。これはねー本当に面白かった!私はハイキューの中で影山くんが一番好きなんだけど、それを役者として信頼できる達成くんがやってくれたのは本当に嬉しかったし感謝しかないです。ハイステが決まる前から、ハイキューが舞台化するなら影山役は達成!ってファンから言われてたもんね。そしてみどころはやっぱり画期的な演出で、八百屋舞台と最新技術のプロジェクションマッピングを組み合わせたのがこの舞台の最大の強みだと思いました。脚本自体は中屋敷さんということもあってすごく小劇場的なんだけど、それがこのハイテク演出とマッチしていて不思議!再演も決まったことだしずっと続いていくといいな。

 

12月

 ついに12月です。久々に奨悟くんのワンマンライブ。の前にまさかの路上ライブに行きました。突然すぎてびっくりしたけれど本当に楽しかった!相変わらず時間にルーズすぎて寒空の下ずっと待たされて怒っていたけれど、素敵な歌声とギターを聴かせてくれてすっかりどうでもよくなりました。笑 そしてワンマンライブ。何度も何度も彼が「今年の総括のライブ」と発言していたのですが、今年だけでなく一度事務所を辞めてインディーズとして活動していた時から今現在までの総括だったように思います。選曲も、演奏も、お客さんの雰囲気もすごく良くてああこの場にいられてよかったなあって。額縁に入れて飾っておきたくなるくらい素敵なライブでした。ずっと忘れたくないよ。

 

なんだかんだ書いていったけど結構文句も多いな!けどそういうこと言いながら現場に行くのって楽しい。私は最初から興味の持てないものを見ることは得意ではないんだけれど、ただ自分に合わない作品やあんまり入り込めないなって思うものをお金払って見ることにそこまで抵抗がありません。いろんなものを見ていると「あ、私ってこういうものが苦手なんだな」とか「こういうことは許せるけどこれは許せないんだ」っていうことを常に知ることができるので自分の経験値を上げる材料としてしっかり役目を果たしてくれていると思うんです。だから来年も無理のない範囲で、いろんなものを見ていきたいな。

そして、今年の私の現場納めは30日のテニミュです。良い形で2015年を締めくくれるよう、体調管理を怠らず気を引き締めていきたいと思います!

 

皆様良いお年を!

 

1年が経った

 

 DreamLive2014から1年が経ったらしい。


 それは私が初めて肌で体験する「ドリライ」だった。そして大好きな7代目青学がそこで卒業した。1年前、秋も深くなった11月末の三連休、私は何の迷いもなくさいたまスーパーアリーナに駆けつけていた。夜行バスに乗って、ひとりで。

 私はテニミュ1stが好きだった。と言ってもDVDでしか見たことがなくて、それでも画面の中に現れるきらきらした王子様が大好きだった。テニミュを知ってからは、会場の空気なんかを想像しながら1stのDVDをひたすら見ていた。そんなある日、私はテニミュが2ndシーズンに突入していて現在進行形で2周目の夏を迎えているということを知った。ちょうどその時全国氷帝公演。興味が湧いた。けれど私はその時受験生でバイトもしておらずお金もない。結局その公演は諦めて、受験の終わった頃行われる四天宝寺公演から観ることに決めた。そしてワクワクしながら、初めてメルパルクホールに足を運んだ2013年末。高校3年、自分の青春にもうすぐ終止符を打とうとしていたその冬。目の前に現れた青学の姿に、体が呑み込まれていくような感覚になった。なんだこれ。息ができない。歌もダンスも想像していた何倍も上手くてかっこよくて強い。しかも熱い。身長差もかなり原作に忠実じゃん。ビジュアルで見た時は「みんな顔がはっきりしていて濃ゆくて、テルマエロマエみたいな青学だなあ」なんて思っていたのだけれど、生で見た瞬間そんな彼らに一気に魅了されてしまったのだ。

 そこから私はテニミュにも、7代目にもずぶずぶハマっていった。

 彼らはみんな年が近くて、集まるとわちゃわちゃ騒がしい。と思ったら急に真剣な顔になったりする。なんだか、バカだけど部活に対しては真面目っていう同級生の男の子を見てるみたいな気持ちにさせられた。ステージに立つ姿はもちろん、そういうところにも私はすごく惹かれた。ああ男の子っていいなあ、かわいいなあと思っても私は絶対にその中に入ることはできない。あのかわいさは男の子独特のものだ。悔しいけれど仕方ない。そういうことを私は高校時代からずっと思っていたのだけれど、7代目の子たちは私が向ける羨望の眼差しを見事に全部吸い取っていった。私はますます好きになった。全国立海公演でその「好き」が最高潮になったけれど現実は冷たいもので、すぐにお別れが訪れた。

 2014年11月24日、本当に私は辛かった。今目の前にいる彼らが、大好きな12人が私の前からいなくなってしまう。明日からはもう「7代目」のいない世界なんだ。そう考えるとなんだか怖くなったりした。だけどその日、私はとても幸せだった。青く統一されたペンライトの海の中、そんなものよりも光り輝く彼らは本当に美しかった。笑顔を貫く子、耐えきれなくなって涙を流す子、それぞれが選んだいろんな最後を見届けながら、今ここが世界の中心だ!って、思考が停止しそうな頭の片隅ではじめてそんなことを思っていた。

 その日から1年いろんなことがあった。気づけばテニミュはついに3周目の夏に旅立ち、新しい青い12人が私の目の前に現れた。テニミュに新たな波が押し寄せてくるのは喜ばしいことだったしなにより8代目に対しても想像してたよりずっと違和感がなくて、あ、この子たちならきっと大丈夫だなあと思えるくらいだった。だけどそれとはまた別に、いくら7代目の12人に会いたいと願っても会える場所がないというのが私にとってはなかなか辛く苦しいものだった。卒業後、テニミュ時代の美しいイメージと泥くさい役者の世界の狭間に放り出された彼らの葛藤が垣間見えて余計に辛くなったりした。でも、それでも襲いかかるいろんなものにがむしゃらに立ち向かっていく彼らを見て、ああやっぱり大好きだ、私が好きな人たちはそんな簡単に壊れるほど脆くないと実感させられたのだ。そんな中で現役時代、煌めきを武器にしていた彼らはそれぞれ新たな魅力を手に入れたのだと思う。たった1年とは思えないくらい、顔つきが変わったのだから。12人の中にひとり、事務所と契約が切れて活動が滞っている子がいる。元からブログをやっていない子だったから詳しい事情は何もわからないのだけれど、彼が3rdシーズンのルドルフ公演を観に来てくれたことがこの世界に嫌気がさしたわけではないんだとみんなにちゃんと示してくれているみたいに思えてすごく嬉しかった。きっとこれからもずっと、私は彼らのことが大好きだと思う。そして大好きでいる限り、彼らの戦いを見続けることになるのだろう。

 加えて私は3周目に入ったテニミュも変わらず応援している。最初に見た8代目の子たちはたくさんの人から品定めされるような刺々しい視線を浴びて震えていた。視線も定まってなくて、表情もどこか不安そうで。そんな彼らを私は見守っていくことにした。きっと7代目を最初から応援していた人もこんな気持ちだったんだろうなと、知らない時代のことを考えてなんだか不思議な気分になったりした。3rdになってから当然のように2ndとは違う催しややり方が増えて、自分と合わない、なんでそうなるの?って思うことももちろんあったけれど今はそれすら楽しくて仕方がない。ルドルフ公演に関しては最終的に、全国立海公演の観劇数と同じ数だけ劇場に通った。その中で現青学の100回公演に運良く立ち会わせたのだけれど、わちゃわちゃ楽しそうに緑の舞台上で青春を過ごしている彼らに、今度はかわいい後輩の男の子を見守っているみたいな気持ちになった。この子たちが8代目でよかったと、本気でそう思った。

 そしてドリライから1年を迎えた2015年11月25日、どうやら懐かしい12人が集まったらしい。彼らが楽しそうな様子を語る言葉と共に上げてくれた写真には、現役時代どんな写真にも絶対写らなかったお酒のグラスと一緒に少し大人になった彼らの変わらない笑顔が写っていた。

 1年前の私に教えてあげたい。7代目が卒業してからいろんなことがあると思う。嬉しいときも辛いときもあった。けれどちょうど1年後、もっともっと進化した12人が変わらず笑い合ってる姿が見れるよ。そして相変わらずテニミュが大好きだよ。いつか実感することになる。軋むテニスシューズの音も彼らの笑顔も、そう簡単に消し去られるものじゃないんだと。

 間違いなく、2015年の私は幸せです。